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七頁 ページ9

「A、仕事、特別任務ー!」



突然僕の鎹鴉がそんなことを言い出す。



『特別任務とかそう言ったのは柱とかにやらせるべきじゃないの?』



「オ館様直々ノ命令ダカラ仕方ナイ。」



『うえー、逆に不思議だわ、お館様が僕直々に命令とか…人間違えてないかね、怖いわ。』



そもそもお館様何考えてんだよほんと…とか思いながら、他の人の鎹鴉より静かな自分の鎹鴉を肩に乗せ、仕方なく言われた方へと向かう。



『ちなみにどっちに行くの?』



「行ク場所、藤襲山。」



『…藤襲山?一体何の意味があって…』



「余リ聞カレテモ分カラナイ。」



『ああ、それもそうだね、あなたにも分からないか…仕方がない、取り敢えず行こうか。』



藤襲山かぁ…6年前の最終選別以来だなぁ…ってもう6年も経ったのか、自分でも気付かなかったな吃驚した…なんて考えながら歩いていると、鎹鴉が僕の頭を軽く突く。



いや何だよ。



「怪我ヲスルナヨ。」



『いやおかん。』



「俺ハ男ダ!!」



『其処なんだね、分かったよおとん。』



「オ前ノヨウナ娘ヲ持ッタ覚エハナイ。」



『あなた中々に辛辣過ぎて僕は少し泣いてしまいそうなんだけど??』



お前のような娘を持ったつもりはないとかさ、純粋に悪口な気しかしないんだけど何。



「良イカラ早ク行ケコノ馬鹿娘。」



『あれっ、今おとんじゃないって言ったよね、あれ言われてなかったっけな(頭抱え)』



この子時々何が言いたいのか分からなくなるから困ったものだよね。



うんごめん、失礼なこと考えた僕が悪いから続くの辞めてくれないかな、それ意外と痛かったりするんだよ、おい聞いてんのかこら。



『鴉の焼き鳥って美味しいのかな…』



「相棒ヲ食ウ気カ!?」



『相棒を馬鹿娘呼ばわりするあなたに言われたくはないよ。』



「食ッテモ美味クナイカラナ!!」



『それは僕が決めることなんだけどね。』



ごめん嘘、巫山戯過ぎたよ、謝るから余り突かないでくれよ。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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