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『…うっわ、』
何か聞いちゃいけないことを聞いてしまったような気がする。
何やら、お姫様が鬼を保護しているのだそう…それも十二鬼月という鬼の中でも最も強いとされる十二人の鬼の内の一人、十二鬼月下弦の伍。
僕は何かと影を薄くするのか得意らしく、彼らは僕に気付かないまま話を始めたんだけど…まさか十二鬼月を保護してるって話を外でしてるなんて思いもしないでしょうよ。
僕は盗み聞きをするつもりもなく、普通に通り過ぎようとしてんだけどね、まさか通り過ぎる前にその話をされるだなんて思いもしないじゃないですかぁ、どうしてそれを普通に外で話すのさ中で話しなさい。
もしこれが鬼はどーのー、とか言う人だったら確実に危なかったよ柱のくせにってなってたよ(確信)
錆兎「姫歌、本当にあの鬼は人を喰わないんだろうな。」
姫歌「約束したから大丈夫！それに私の兄は鬼が人を喰わないでいられるような薬を開発してるんだから…！」
何だよその薬、鬼みんなに飲ませるか何かさせろよ。
姫歌「まああの薬は、無理矢理身体に入れることは出来ないから本人の意志が必要なんだけど…累はちゃんとその意志を持ってくれてるから大丈夫なんだよ！」
あ、そういうことですか…てか真面目に外でその話をしてはいけないと思うよ、うん。
錆兎「…姫歌がそう言うのなら大丈夫だと思うが、俺達以外の柱には気付かれないようにしろよ…お館様が許してくれているとは言え、鬼に不信感を持っている柱は少なくないから。」
姫歌「分かってるよ…それでもいずれは話さないといけないからね、ちゃんと信じられるってことを証明出来るようにしないと…。」
良いのかね、そんなことして…とは思ってしまうよ。
十二鬼月と言うことは、人を喰って生きてきたということ…まあどうのこうのと言うつもりはないのだけれど、人を喰わない鬼ならまだしも喰ってきた鬼を保護しているとなると柱としての威厳も何もないのではないだろうか。
…まあ、殺さないで済むのならそれに越したことはないのか。
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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか？なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか？バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (
レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか！とっても面白いです！ (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
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