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四十三頁 ページ45

『良い子だねぇ禰豆子ちゃん。』



炭治郎くんが珠世さんの説明を聞いている際、僕は禰豆子ちゃんと遊ぶ。



お前話聞けって顔してる愈史郎くんのことは知らない、僕には関係ない。



竈門「あの、珠世さん。」



珠世「なんですか?」



竈門「鬼になってしまった人を人に戻す方法はありますか?」



やっぱり炭治郎くんは禰豆子ちゃんを人に戻したいんだな。



そのために鬼殺隊に入った…そんな所か。



家族のために、誰かのために…頑張れる君は、とても凄いよ。



珠世「そうですね…鬼を人に戻す方法は…あります。」



『えっ』



あるんだ、知らなかった…



竈門「教えてくださっ」



愈史郎「寄ろうとするな珠世様に!!」



珠世さんに寄ろうとした炭治郎くんを投げる愈史郎くん。



竈門「いでっ」



『ちょっと愈史郎くん…炭治郎くん大丈夫?』



竈門「ああ…。」



珠世「…愈史朗…」



愈史郎「投げただけです珠世様。殴ってません。」



珠世「どちらも同じです。」



愈史郎「はい!!」



相変わらずだなあほんと…なんて思いながら愈史郎くんを見ると、此方を見るなと言わんばかりにしっしっと手を振られた。



殴るよ??



珠世「どんな傷にも病にも必ず薬や治療法があるのです。

ただ今の時点では鬼を人に戻すことはできない。」



今の時点ってことは見込みがあるということ…それならまだ良かったじゃないか。



珠世「ですが私達は必ずその治療法を確立させたいと思っています。

治療法を作るためにはたくさんの鬼の血を調べる必要がある。

あなたにお願いしたいことは二つ。

一つ、禰豆子のさんの血を調べさせて欲しい。

二つ、できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼からも血液を採取して来て欲しい。

…ちなみにこれは、Aさんには断られました。」



竈門「A!?」



『鬼舞辻無惨の血が濃いとか無理があるんだよ、僕には。』



竈門(…それもそうか、この間鬼殺隊になったばかりだ…って、それなら何で珠世さん達と知り合いなんだ…?)



…何だ何だ、そんなに此方見て。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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