146話 ページ8
グイッ
急に羽織を引っ張られ、驚いていると突然手を握られる。
『え、赤髪くん?』
竈門「それで、良い店があるのはどこら辺なんだ?」
…手を繋いでいる状態なのに、どうしてそうも簡単に話を…
『…あっち?』
竈門「どうして疑問形なんだ?」
『分かんない。』
…そっか、禰豆子ちゃんとかにしてるみたいな感じか。
長男だったから甘えたくなるのかな、だとしたら僕的には可愛いから良いか!
『うん、あっちだよあっち!行こうか!』
竈門「分かった。買い終わったら一緒に甘味処でも行かないか?」
『良いねそれ!甘いもの食べたいし、帰る前に妹ちゃんの好きなものでも買ってさ!』
竈門「禰豆子は金平糖が好きなんだ。」
『可愛いからなぁ、よく似合う。』
金平糖美味しいよね、よく分かるよ。
そう思いながらにこにこしているであろう僕を見ながらくすっと笑う赤髪くん。
『何?』
竈門「人のことなのに其処まで自分のことのように笑顔になれるなんて、やっぱり癸さんは凄いなって思っていたんだ。」
『褒めても何も出ないけどね!?』
竈門「何かが欲しくて言ったんじゃないぞ?」
『いや照れるからね。』
寧ろ何か欲しいからにしてくれた方が良かったわ。
そう思いながら赤髪くんを見ると、何処か楽しそうな幸せそうな顔をしている。
…その顔が見れたから良いな、なんて思う。
『余り揶揄わないでください。』
竈門「揶揄ってないからな。」
『余計照れるわ!!』
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るあ - 2、3年前の作品にコメント失礼します!物語の主人公と鬼滅のキャラの絡みがすごく好きで何度も読み返しました!!途中のまま暫く更新されていないのでもう復活することはないかもしれませんがすごく好きなので希望を捨てずにずっと待っています!! (2023年4月13日 17時) (レス) id: b6cb074d27 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!私、逆ハー大好物なので嬉しいです!鬼滅の刃のキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってくださいね! (2023年4月7日 14時) (レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - これ大作ですね!面白かったです!キャラ別のオチ話作るのであれば、冨岡さんオチも入れて下さい! (2022年12月30日 17時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのもっけ - とっても面白いです!頑張ってください! (2020年10月18日 15時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 続きが気になります!コロナに気を付けて、無理せず頑張ってくださいq(*・ω・*)pファイト! (2020年5月24日 10時) (レス) id: 7b0fae4b3b (このIDを非表示/違反報告)
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