雨柱の癸さん肆

145話 ページ7

竈門「良かったのか？」



『たまには赤髪くんと出掛けたくなることがあるわけですよ、嫌だった？』



竈門「いや、俺は嬉しい。」



『それなら良かった。』



伊之助くんが何回も名前で呼んできてそれに答えながら可愛すぎて尊死しそうになっている所に赤髪くんが通り、そのまま赤髪くんについてきました。



てか本当に毎回思うけど後輩可愛くないか？？



そう思いながら彼を見ると、にかっと笑ってくれる。



後輩何なの可愛すぎるんだけど何かな？？



竈門「そうだ、禰豆子に何か小物でも買ってあげたいんだが…一緒に選んでくれないか？」



『良いよ良いよ、良いお店知ってるから行こうか！』



そう言いながら以前行ったお店へ向かうことにする。



『…あ、蛇さんだ。』



竈門「声を掛けるか？」



『いや良いですよ喧嘩になるだけだし…これから任務っぽいし、任務前はかりかりしてること多いんですよあの人。』



竈門「そうだったのか、さすが仲良いだけあってよく知ってるな！」



『仲良いって何だろうね(遠い目)』



仲良くはないよね仲良くは…と思っていると、とあるものが目に入る。



…蛇さんの刀についている飾り。



あれは…僕が前に贈った、蛇の…



『…ほんと、』



何だかんだで大切にしてくれる所とか、本当に何なんだろうね。



ああもうムカつく、何なんだよあんたは。



そう思いながら静かに蛇さんを見る。



…勘弁、してくれって。



竈門「………」

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