雨柱の癸さん肆

156話 ページ19

『あーあー、もう嫌になっちゃうなー』



胡蝶「どうかしたんですか？Aさん？」



伊黒「いつもと変わらず下らないことだろう、聞くだけ損だ。早く行くぞ」



『蛇さんその相変わらずさどうにかしません？？』



全く、さっきのことがあってイライラしていると言うのにこの人は本当に通常運転だ。



胡蝶「でも、Aさんがイライラしてるのは珍しい気がしますね？

もしかしてあの似非教祖…屑野郎に何かされたとかですか？」



言い直してからの方が酷くなっているしのぶさんが、其処まで言ってにこりと笑う。



これは、否定してあげなければ可哀想なことになりそうだ。



『違いますよ？童磨さんには此処までイライラしませんよ？多分』



伊黒「多分なのか…」



『蛇さんの方がイライラしますね☆』



伊黒「そうかなるほど、良い度胸をしているな頭を貸せ。

最近掴んでいなかった気もするな、其処まで掴まれるのが気に入っていたとは思わなかった。

気が付いてやれなくて悪かったな、今すぐ貸せ遠慮はするな」



『捲し立てないでくださいちょっと待ってくださいほんとに掴むの何痛い痛い痛い痛い！！

ごめんなさい僕が悪かったので離してください痛いって言ってるんだよ暴力上司！！』



伊黒「貴様まさかまだ柱の自覚がないのか？上司ではない同僚だ」



『そうでしたね、それならこれは同僚いじめかな！？』



胡蝶「お二人とも良い加減にしてください、早く任務済ませますよ」



『待って嘘でしょ僕も悪いの！？』



余りの理不尽さに頭を抱える。



何故今僕が悪くなったの(頭抱え)

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