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最終戦別の話。捌 ページ33

「お帰りなさいませ。」



「おめでとうございます。ご無事で何よりです。」



…最終戦別七日目が終わり、僕は元来た場所へと戻った。



今回は宍色の髪の少年の活躍もあり、全員が生き残ったみたいだ。



まああの後は僕もある程度人を守りながらやったけど…殆どの鬼が倒されていた分良かった。



僕は其処まで戦いたい欲求とかない人間だしね。



「まずは隊服を支給させていただきます。

体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます。」



体の寸法かぁ…何でも良いけど、僕は男性らしい隊服が良いな。



幼い頃から女なんて捨ててるんだ、そうもなるだろう。



「階級は十段階ございます。

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸…今現在皆様は一番下の癸でございます。」



最初はそうだよね、誰でも最初から上であることはまずないのだし。



そんなことを考えながらぼーっとする。



僕的には早めに帰りたいんだ。



「刀は本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。

さらに今から鎹鴉をつけさせていただきます。」



そう言って手をぱんぱんと叩くと、肩に鴉が乗ってくる。



…へぇ、この子が鎹鴉?とかいう奴か。



「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます。」



連絡用に鴉ってもっと良い手段ないのかって話だけどね。



まあこの時代スマホとかないし仕方ないのかぁ。



「ではあちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ。」



「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼は御自身で選ぶのです。」



…つまり、この鋼が刀になるのか。



取り敢えず…選ぼうか、呼吸を使いながら。

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そーな(プロフ) - すごく面白いです!続編楽しみにしてます(`・ω・´)ノ (2019年10月29日 11時) (レス) id: fda0224a1f (このIDを非表示/違反報告)
夕希(プロフ) - 私の好きな、薄桜鬼と鬼滅の刃がコラボしているとか、嬉しすぎます!ありがとうございます! (2019年10月25日 17時) (レス) id: 9681d7962f (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 薄桜鬼!懐かしい……更新頑張ってください! (2019年10月25日 14時) (レス) id: 1f4124da1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月25日 11時

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