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鍛錬の話。壱 ページ16

『名前は変わらないんだ、年齢は変わるのに。』



小さくなった自分の掌を見つめながらそう言う。



光尊「うん!年齢は10歳だよ!」



『…ふーん。』



僕達が離れ離れになった歳か。



わざとなのかもしれないね、この自称神には僕の過去とか全部分かるみたいだし。



光尊「取り敢えず、君はあまりご飯を食べない子だから食べれるようになろうか!

じゃないと基礎体力も何もないからね、少なくとも人並みには食べれるようになろう!」



『…めんどくさ。』



光尊「聞こえてるから!!」



僕は食が薄い。



理由は簡単、食にも興味がなかったから。



毎食おにぎり一個食べれば良い方だ。



光尊「これからは俺のこと兄とでも思って接してよ!」



『兄に良い思い出がないから却下。』



光尊「ソウデシタ。」



過去知ってるとか言っている割には馬鹿なのかな。



そんなことを思いながら軽く見れば、「今失礼なこと考えなかった!?」とか喚いている。



光尊「まあ、初日からってのも酷いから基礎体力とかは明日からつけていこうか。」



『基礎体力ってどのくらい?』



光尊「二時間くらい全力で走って平気なくらいはつけたいね。」



『なにそれただの化物じゃん。』



二時間ぶっ通しで平気とかほんと何処の化物?



光尊「あと気配にも敏感になって欲しいし、五感も鋭くなって欲しい…から、そのための稽古とかもして行こうね。」



『質問。』



光尊「んー?」



『トリップ特典…?とやらはないの?』



光尊「呼吸使えるようになれば分かるよ。」



つまりは後回しなわけですね、はいはい。

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そーな(プロフ) - すごく面白いです!続編楽しみにしてます(`・ω・´)ノ (2019年10月29日 11時) (レス) id: fda0224a1f (このIDを非表示/違反報告)
夕希(プロフ) - 私の好きな、薄桜鬼と鬼滅の刃がコラボしているとか、嬉しすぎます!ありがとうございます! (2019年10月25日 17時) (レス) id: 9681d7962f (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 薄桜鬼!懐かしい……更新頑張ってください! (2019年10月25日 14時) (レス) id: 1f4124da1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月25日 11時

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