色々な説明の話。漆 ページ43
光尊「次に能力の説明をしておくね。
再生。
日光に照らされる以外には不老不死で、四肢を失っても短時間で再生するのはもちろんの事、頭部だけになる、あるいは頭部を粉砕されても生存、再生できるほどの、生物としてはあり得ない生命力・治癒力を有する。
変形。
身体の形状をかなり自在に操作する事が可能であり、身体年齢や容貌を任意に変更するのはもちろんの事、頭部に角を生やす、腕や脚に鋭利な刃を生成する、舌を長大に伸ばすといった、自身を異形化する個体が多いよ。
血鬼術。
人喰いを重ねた鬼が行使できるようになる異能。
鬼の外見と同じく、その能力は千差万別。
鋼よりも硬い糸を生成するなど、物理的な攻撃能力に留まらず、異空間を自由に出入りする、空間と空間を繋げるといった物理法則を完全に無視した現象を引き起こす個体も多数存在する。
こうした鬼としての“力”の強弱は、年齢や無惨から分け与えられた血の量、個々の個体の才覚などにより左右される。
次に弱点…弱点はいくつかあるんだ。
まず日光。
鬼の最大の弱点。
日光に照らされた鬼の身体は瞬時に灰化して崩れ去る。
これは“最強”たる十二鬼月や“始祖”の無惨であっても逃れられない絶対の理であり、このため全ての鬼は日光を嫌い、主に夜間に行動している。
ただしあくまで直射日光に弱いのであり、曇天の日や、日が射している時でも日陰ならば、昼間であっても問題なく活動できる。
エネルギーの消耗。
鬼の持つ異能は“己の血液”が動力源であり、人を喰らいエネルギーを蓄えることで異能を発現させる。
同時に過剰な再生や血鬼術の行使はそれらの能力の低下を招き、最終的には一般人に討ち取られてしまうほどに弱体化する事もある。
ただし、それは十二鬼月以下の雑魚鬼ぐらいでしか見られない現象であり、十二鬼月に至っては下弦でも底をつくことはそうそうない。
日輪刀…は、さっき言ったね。
藤の花。
鬼は藤の花の香りを嫌い、近づく事さえできないんだ。
藤の花の匂い袋などを持っておけば、鬼除けになるよ。」
『…はあ。』
つまり藤の花持ってれば良いのかな…?(混乱)
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そーな(プロフ) - すごく面白いです!続編楽しみにしてます(`・ω・´)ノ (2019年10月29日 11時) (レス) id: fda0224a1f (このIDを非表示/違反報告)
夕希(プロフ) - 私の好きな、薄桜鬼と鬼滅の刃がコラボしているとか、嬉しすぎます!ありがとうございます! (2019年10月25日 17時) (レス) id: 9681d7962f (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 薄桜鬼!懐かしい……更新頑張ってください! (2019年10月25日 14時) (レス) id: 1f4124da1c (このIDを非表示/違反報告)
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