モブ人生返せ。弐

心の準備はまだです ページ3

『出たなこの嫌われていない男！！

今日こそ決着のときだ、どっちの方が人から嫌われているか…！！』



胡蝶「その決着付けるとか悲しくないんですか？」



本部の手前で冨岡様を見つけたために指を差しながらそう言うと、如何にもな所をしのぶ様に指摘されて何も言えなくなる。



何も言えなくて少し固まってたら冨岡様が自分を差したままの僕の指をあらぬ方向に曲げてくる。



『あああああああ指があああああああ』



カナエ「Aちゃん！？冨岡くん何してるの！？」



冨岡「……指は差すものではない。」



『決して反対側に曲げるものでもないな！？！？』



…分かってください、時間稼ぎなんです。



僕まだ推しに会うのは無理です、心の準備はまだですから。



『指を差したの謝るので反対に曲げたの謝ってくださいね！？』



冨岡「俺は悪くない。」



『悪いよ！！圧倒的に悪いよ！！』



逆にこれで悪くないとかよく言えたな…。



『…カナエ様、僕にはもうこの人の相手は無理です癒やして…。』



カナエ「あらあら…冨岡くん、余り年下をいじめちゃダメよ？」



冨岡「………年………下…？」



『ショックを受けるな！！れっきとした18歳だ！！』



冨岡「…！？」



『何その驚いた目、目潰しするよ？？ねぇ？？』



老けてるって言いたいのかな、そんなに老けてるかな、僕って老け顔かな？？



とか思いながら泣きそうになってたらしのぶ様が笑いを堪えてた、泣きかけた。

これはヤバイ※訂正有※→←今から

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