モブ人生返せ。

帰る場所 ページ46

『帰りたい。』



鬼舞辻「何処にだ。」



『…何処だろう(真顔)』



考えても見たら僕の帰る場所って僕の家じゃんね？



家に帰ったら貴方が居る可能性高い気がするね。



…ええ？(真顔)



『ていうか前回僕と甘味処に居るの嫌がってたくせに今回は自分から来るとか。』



鬼舞辻「文句言うのか。」



『ねぇ、「言うわけないよな？言えるはずないよな？」って顔に書いてあるからね。』



言えませんよねそんなに言った途端に殺してやるみたいな顔されたらさ！！



『…あー、日が暮れてきた。』



鬼舞辻「…沈んだな、やっと。」



そうだよねぇ、鬼は夜にならないとちゃんと活動したりは出来ないんだもんねぇ。



なんて思っていると、鬼舞辻無惨が僕の方を見てくる。



『何ですか。』



鬼舞辻「あまり食いすぎると太るぞ(余計に)」



『お前は隠せてないんだよ！！』



我妻善逸くんと同じタイプなの何でかな！？



隠そうとしない炭治郎くんよりマシ…いやどっちのが良くないんだ？(困惑)



『貴方が最初に出会った人のせいで感覚麻痺ってるんですよね。』



鬼舞辻「だから何だ。」



『悔い改めろ！？』



いやそんな「悔い改める必要が何処にある」って顔されてもね、少しくらいは反省してくれないかな！？



何で僕が悪いみたいになってるのかだけ教えて欲しいんだけどさ鬼舞辻無惨！？



鬼舞辻「あまり騒ぐな、みっともない。」



『みっともない相手と一緒にいようとするなよ！！』



帰れよ！！(大声)

ひっ→←そんな目で見ないで

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す