モブ人生返せ。

努力してるなら ページ35

『それにあなた王道悪女みたいなことしてないっぽいし？』



色羽「何言ってんの？」



『今だって僕が居るから無闇矢鱈に何処かへ行こうとしないし、ちゃんと守ろうとしてくれてるじゃないですか。

それに誰かを連れてきたりとかほんとにしてない、つまりあなたの場合誰かの手柄を取って柱になったとかいうわけではなさそうだ。

努力してるならわざわざあなたを悪く言う必要性はないし、僕は努力してる人好きだよ♡』



ほらあれだからね、僕は努力しなかった人だからね！！(大声)



色羽「あなたばっかなんじゃないの、勘違いもほどほどにして欲しいんだけど。

此処に置いておいて何かあって、いつか私が一緒に居たのにって言われるのが嫌なだけだから。」



『先のこと考えられてて凄いね！！』



色羽「あんた脳味噌湧いてんじゃない？」



『今までで一番きつい暴言来て戦慄してる。』



そんな可愛い顔で蔑みの目を装備して毒という攻撃をしてくるとは思わないではないですか泣ける。



色羽「…！！退いて！！」



そう言った色羽様は、僕を押し退け…腕に、傷を負う。



色羽「全集中、色の呼吸…壱ノ型・赤の炎！！」



いつの間にか現れていた鬼は、色羽様の攻撃により頸をすぐに斬られる。



色羽「これだから一般人はただの足手まとい…」



『色羽様何今のかっこいい！！本当に強いじゃないですか！！』



色羽「ちょっと引っ付かないでくれる！？何処に鬼が居るかも分かんないのに！！」



この子性格そんなに悪くないぞ？？









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