モブ人生返せ。

質が悪い ページ28

我妻「Aちゃんっていうんだ！」



『うんそうだね我妻善逸くん、取り敢えず本当に女なのかなって目を向けるのやめようか、確かに口は悪いけど顔は其処まで男顔でもないと思うんだよね、女顔かと聞かれれば首を傾げてしまうけども。』



女好きの善ちゃんにその顔されるとほんとに心痛むんだけどどうしましょうか。



我妻「我妻善逸って…善逸でいいよ！」



『そっか、ところで我妻善逸くん。』



我妻「聞いてる！？酷いよAちゃん！！」



いやうるさい、声でかい、よく思うんだけど耳いい癖に自分の声大きくて耳痛んだりはしないのかな。



ああそれともあれかな、人の声が人一倍大きく聞こえるから自分の声大きくしないと人の声で掻き消されて聞こえなくなっちゃうのかな。



我妻「それより、何でAちゃんは蝶屋敷に？鬼殺隊！？」



『ずっと思ってたんだけど僕は鬼舞辻無惨以外のことは知らないわけで柱とか鬼殺隊とか言われても分かったりしないんですよね困った困った。』



我妻「本当に困ってるのか分からないくらいには棒読みだねぇ！？」



それより君は声が大きいねぇ！？(声真似)



…うん、絶対似てないな(真顔)



竈門「そう言えば、まだ説明してなかった！」



『説明もされずに連れてこられた挙句かなりいじめられている僕とは。』



竈門「いじめられたのか…？大変だな！」



『こいつガチの無自覚野郎だぞ、誰か助けてくれ。』



無自覚野郎なのかはたまた知らないふりをしているのか、どっちにしても質が悪すぎる。

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