モブ人生返せ。

女です ページ27

「カナエさーん！！咲姫さーん！！」



そんな声と同時に何処からか男の子が突撃してくる。



あ、絶対善ちゃん(善逸)じゃん。



とか思ってたら咲姫様に抱き着いた、おい羨ましいぞ其処代われ。



『金髪の少年、其処羨ましいから代わりなさいな。』



我妻「えっ女の子…！？(ちょっと残念だけど)結婚して！！」



『君は炭治郎くんとはまた違った感じだな、()の中に隠れてはいるけどバッチリ出ちゃってるんだよな？？』



ていうか何だよ、近からず遠からずかよ、君くらいは普通にしてくれよ。



我妻「いやでも女の子だから…女の子だよね？」



『このガキには僕が男に見えるらしいね、ちょっと顔貸してみ？？』



我妻「何する気！？あ、もしかして接吻とか…」



『そう期待して貸してみなよ、ほら、ね？？』



我妻「何か嫌な予感する！！凄く嫌な予感する！！やめとくね！？」



やめるなよ、とか思いながら少し舌打ちをしてしまう。



あ、Aちゃんうっかり☆(てへぺろ)



とかやってたらそろそろガチでしのぶ様に診てもらうよう言い出したから炭治郎くんは絶対にいずれシバく。



全然力なくてさっき殴ってやろうとしたらその腕捻り上げられたから鍛えてから挑み直す。



腕みしみしみしって言ったからね、それで最後に「…女なの忘れてた…ごめん！」って一言余計で謝られた、解せぬ。



いや解せぬっていうか純粋に恨みしかない。



忘れるなよ、れっきとした女だよ、って言い返したら「…え？」とか言い出したからあれを紳士とか言った人みんなぶん殴りたい気分になった。

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