モブ人生返せ。

頭おかしくないです ページ20

胡蝶「…つまり、鬼舞辻が目の前で人を殺したと言うのに其処まで怯えずに居たら何故か気に入られ、その次の日の昼間とか夜に会いに来て鬼に勧誘してくるようになった…と？」



『そうなんですよね、そして気に入られたと言う割には鬼舞辻無惨彼奴人のこと毎度毎度何回も醜女呼ばわりしてくるんですよね是非早く殺して。』



胡蝶「信じ難い話ですが…。」



『あれ？？僕の言葉今無視した？？あの？？』



竈門「でも確かにこの人からは鬼舞辻の匂いがします…！！」



『ねぇあの？？さっきから何当然みたいに無視してるの？？』



胡蝶「そうですか…炭治郎くんの鼻はよく効きますし…嘘ではなさそうですね。」



『僕いつの間にか死んでたのかな、一体何の未練から霊体になってまで存在するんだろう。』



竈門「やっぱり頭の中身診てもらった方が…。」



『今のだけ答えるのやめろよ純粋に頭おかしい奴じゃんそれじゃあ。』



おいこら今小声で「え…？頭おかしくないのか…？」って言ったの聞こえてんだからな。



てか年上だぞいつ誰が敬語抜いていいって言ったよ、別に敬語使わなくても良いけど。



…あれ、果てしなく矛盾…？？(困惑)



ていうか僕の頭はおかしくないです、やめてください泣きますよ。



胡蝶「…取り敢えず…私は胡蝶しのぶです。彼は竈門炭治郎くん。

あなたのお名前を聞いてもよろしいでしょうか？」



…そう言って微笑むしのぶ様はもう女神。



『斎藤です、斎藤A…。』



この世界に居る割には普通すぎるけど個人的に好きな名字です。

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