モブ人生返せ。

帰れ。 ページ15

鬼舞辻「会いに来てやったぞ喜べ醜女。」



『帰れ。』



そろそろ寝ようかなぁとか思いながら部屋へと言ったら何故か無惨様が人の布団の上に座っていやがった。



いや不法侵入だし暴言吐いたろ今。



ていうかイケメンこの野郎、今お前が居るのが人の布団の上でなければめちゃくちゃ絵になるよ。



これから何か起こるんじゃないか、みたいな感じするよ。



ただ僕の布団なのと前にしてるのが僕なのと今の一言が理由で台無しだよ。



鬼舞辻「来てやったんだから喜べ、何故そんなに嫌そうにしている。」



『鬼になる気はまずないし、不法侵入だし、醜女って言われてるし、何より眠いんですよ眠い時と寝起きは機嫌悪いんです出てけ。』



出来れば時間改めて…って違うもう二度と来るな。



鬼舞辻「其処まで嫌がる意味が分からない、貴様のような奴は男が部屋に来ることもないだろう。」



『その通りだけど何言っても僕が傷つかないと思ったら大間違いだ。』



ぶっ潰すぞこの野郎って思うくらいには傷付いてるぞ。



鬼舞辻「仕方がない…嫁にしてやらないこともない。」



『何がどうしてそうなった。』



鬼舞辻「貴様のような奴は一生相手にするような者など居ないと思ったから私が仕方なくもらってやると言っているんだ、感謝しろ。」



『お前僕を馬鹿にし過ぎじゃないのか？？ん？？』



僕だって…僕だって！！



前世で一人くらいは誰か好きになってくれた人くらい居るはずだもん！！



『悲しくなってきた。』

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