階級・甲の癸さん拾参

571話 ページ16

『あれっ、金髪くんだ。』



合同任務が終わり、蛇さんと(嫌々)歩いていると金髪くんを見つける。



我妻「癸さ〜ん！…と、蛇柱の…！」



『いやめちゃくちゃ怯えてんじゃん金髪くん、蛇さん金髪くんに何したよ。』



伊黒「何もした覚えはないが。」



我妻(何もされてはないけどめちゃくちゃ睨んでくるじゃんいつも…！

癸さんと話してるだけで凄い威圧来るから苦手なんだよこの人…！)



取り敢えず可愛いし可哀想だから(？)金髪くんの頭を撫でてやる。



そうすると顔を赤くしながらも嬉しそうに擦り寄ってくる。



は？？可愛すぎた。



『えー、何、可愛すぎー、すき…』



我妻「えっ、癸さん好き結婚しよう…。」



『最近静かに求婚して来るようになったよね、お師匠様に勝ってからって言った。』



我妻「いやだから無理だって！！」



可愛いかよ〜…とか思いながら頭を撫で続ける。



『ほら、お師匠様僕の保護者みたいなものだから。』



我妻(冨岡さんからしたら心外だろうなこれ。)



『可愛いねぇ、金髪くん。』



多分僕の今の顔はにこにこ。



我妻「可愛いよりかっこいいの方が嬉しいんだけど…。」



『金髪くんはかっこいい時はかっこいいけど普段は可愛い。』



ごめんこれは譲れない(真顔)



ちなみにトリップ前はこの子可愛い守ってあげたい思考だった。



いや…何か母性くすぐられない？(？)



今考えると怖がりな臆病者がなに考えてるんだ、ってね。

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