階級・甲の癸さん拾参

567話 ページ12

嘴平「何か分かんねぇけどお前といるとほわほわすんだよ！！

お前何かしてるだろ！！やめろよ！！おい！！」



『おいって言いたいの此方なんですけど！？』



そんなに怒られても理由なんて分かりませんから！？



嘴平「なんとかしろよ！！」



『めちゃくちゃ無理有るね！？』



ええ…何とか…何とかする…



『…近付かなければ良いのでは？(真顔)』



嘴平「それ以外で！！」



『この子マジで言ってる？？』



必死に捻り出した答えなのに他求めるか普通？？



嘴平「何かこう…ねぇのかよ！？」



『ないから言ったんだけども。』



どうしようかな、この子思ったより言葉通じない(失礼)



『あ、居た居た通訳くん！！通訳してくれ！！』



竈門「…え、俺ですか？」



『そうそう赤髪くん！何で敬語なのかは知らないけど！通訳お願い！！』



僕の言葉はどうやら通らないらしいから！



竈門「…伊之助、また癸さんを困らせたのか？

あれだけやめろって言ったのにどうしてそんなに困らせるんだ。」



『まさかの説教。』



竈門「癸さんも余り甘やかさないでくれ。」



『僕が悪いんか？』



嘴平「馬鹿女が悪いんだよ！！」



『いや僕が何したっていうんだ。』



竈門「癸さんが何をしたかは分からないが、それで困らせるのは違うだろ？」



『待って赤髪くん僕は何もしてないからね。』



後輩くん達はクソ可愛いけど一緒に居ると(ツッコミで)体力を消耗しまくるから困る。

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