階級・甲の癸さん拾参

556話 ページ1

童磨「やあA！生きいたんだね！」



猗窩座「無事だったか…。」



黒死牟「…また会えて…良かった……」



『あ、猗窩座さん、黒死牟さん。』



童磨「最初に声を掛けたのは俺なんだけどな？」



久しぶりに抜け出せば、何故かまたあの三人が居て。



『え、僕に会ってて良いんですか、あなた達の大切(笑)な埜田雪希がごちゃごちゃ言いますよ。』



猗窩座「いや別に大切じゃない。」



『食い気味に否定されて笑ってる。』



いやほんと、全力で顔の前で手を横に振りながら大切じゃないとか笑う要素しかない。



めちゃくちゃ嫌われてんじゃん、真顔なんだけどどうする？ww



童磨「それより…A、面…ごめんね。」



『ああそうそう、埜田雪希に絶対殺すって伝えておいてね。』



童磨「思ったより許せないんだね。」



猗窩座「良いぞもっとやれ(許してやってくれ)。」



『言葉と感情逆過ぎて無理。』



童磨さん以上に嫌ってるっぽいの何。



猗窩座「彼奴は何なんだ、自分がそんなに特別だと思っているのか？

必要とされているのは自分じゃなく力だけだということに気が付いていないのか？」



『すみません童磨さん、埜田が猗窩座さんに何したか分かります？』



童磨「うーん、うざ絡み？俺にも黒死牟殿にもだけど。」



『あー、お疲れ様です。』



大変だなぁ、なんて他人事に感じながらも哀れみの目を向ける。



彼奴確かイケメン好きだったよな…ほんとお疲れ様。

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