485話 ページ27
雪希「またあなたの大切な妹が死ぬことになるかもね?」
突然僕を呼び出した埜田雪希は、そう言った。
僕が中々嫌われないから、って。
本性を現した。
雪希「私はね、愛されているあなたのことがずっと憎かったの。」
愛されているって何のこと?
愛されているのなら、何故あの人は僕を褒めてくれなかったの?
必要としてくれなかったの?
雪希「何の努力もしていないあなたが愛されて…邪魔で邪魔で仕方なかった。」
僕の努力は努力じゃなかったの?
あの人に認められるため、必死にやって来たことも全て努力じゃない?
何であなたにそんなこと言われないといけないの?
雪希「だからあなたを壊すために周りから行った…今回も周りから行こうかな?」
じゃあ僕のせいでおうちゃんも帆兄も死んでしまったの?
僕があなたの思い通りにならなかったから死ぬしかなかったの?
雪希「まーたあの子は死ぬんだよ、あなたのせいで!」
おうちゃんのことを命に変えても守りたかったのに。
僕のせいで傷付けてしまっていた?
雪希「報われないよね、あなたはただ…桜花ちゃんを守りたいだけなのに!!」
…僕は死んでも良かった。
それでも良いから…どうにかしてでも、おうちゃんを守りたかった。
愛しい…大切な妹を、姉として、守りたかった。
雪希「まあ…あんな奴、生きてても死んでても同じか。」
ぷつん、って、何かが切れる音がしたような気がした。
そして…気付けば、埜田雪希に跨りながら…首を絞めていた。
『お前だけはっ…許さないっ…!!』
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ぽっぽ - これ、夢小説界隈にいていい人じゃないよ、、この話の作り方とか、天才のソレ夢小説以外でもこの人の作品をよんでみたい。オリキャラの配置がもう神、、、 (4月20日 2時) (レス) @page44 id: b2924b43fc (このIDを非表示/違反報告)
狐狸 - 累くんsideのところでとどめを打たれました。え?はやいって?仕方ないじゃん!涙が勝手に出てきたんだもんっ! (2020年7月8日 18時) (レス) id: a73b9ea5c2 (このIDを非表示/違反報告)
63:927393 - 涙が…止まらないです…めちゃ感動です。 (2019年11月7日 0時) (レス) id: 878066c85e (このIDを非表示/違反報告)
7112424 min(プロフ) - なんだよこれ…涙線崩壊しちゃったよ… (2019年10月23日 9時) (レス) id: a6cc06d7a9 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 階級・甲の癸さんの拾壱を、見たんですけど、泣いて親にうるさいって言われました☆ (2019年10月16日 18時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)
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