460話 ページ2
冨岡「…A、どけ。」
埜田雪希に跨っている僕にそう言ってくるお師匠様。
きっとあなたは…みんなはまだ僕を信じようとしてくれていて。
でも…この状況を見たら、信じられないもんね。
雪希「助けて、冨岡さんっ…殺されるっ…」
…ああ、憎い、こいつが憎い、いっそのこと、
『…お前を殺して僕も死のうか。』
それが良いかもしれないね。
胡蝶「癸さん、それは隊律違反どころではなくなりますよ。」
『隊律違反とかどーでも良いんですよね、僕にとってはー。』
苦しいから、そんな目を見るのは。
だから…そんな目を向けるくらいなら、僕を嫌ってよ。
『…こいつを殺せれば、僕は死んでも良いっ…』
累「ダメだよA!!」
『止めるなら全員敵だ!!』
…知ってる、傷付けることを言っているのも…言ってはいけないことを言っているのも。
それでも…それでも、僕は…!!
『あの子を殺したお前がっ…憎くて堪らない…!!』
雪希「私殺してないのにっ…あの子の事大好きだったからっ…!!」
やめろ…やめろやめろやめろやめろ
『思っていない嘘を吐き散らすな!!』
どうして、どうしてそんなことを言えるのかな、どうして、分かんないな、何で、
『お前が居たから…お前があの子から居場所を奪ったからっ…あの子は、死んだんだろ…!!』
…知らないふりをして、自分は何も悪くない、って。
そんなの…おかしいじゃないか。
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ぽっぽ - これ、夢小説界隈にいていい人じゃないよ、、この話の作り方とか、天才のソレ夢小説以外でもこの人の作品をよんでみたい。オリキャラの配置がもう神、、、 (4月20日 2時) (レス) @page44 id: b2924b43fc (このIDを非表示/違反報告)
狐狸 - 累くんsideのところでとどめを打たれました。え?はやいって?仕方ないじゃん!涙が勝手に出てきたんだもんっ! (2020年7月8日 18時) (レス) id: a73b9ea5c2 (このIDを非表示/違反報告)
63:927393 - 涙が…止まらないです…めちゃ感動です。 (2019年11月7日 0時) (レス) id: 878066c85e (このIDを非表示/違反報告)
7112424 min(プロフ) - なんだよこれ…涙線崩壊しちゃったよ… (2019年10月23日 9時) (レス) id: a6cc06d7a9 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 階級・甲の癸さんの拾壱を、見たんですけど、泣いて親にうるさいって言われました☆ (2019年10月16日 18時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)
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