階級・甲の癸さん玖

397話 ページ30

『…ごめんなさい…』



…何か、ほんと、反省してる…今回は…。



伊黒「…そもそも。」



『ひえっ』



伊黒「貴様は少し油断し過ぎなんじゃないか？

女鬼が出てきた時、帰ろうとしていたか何かで最初気付かなかったらしいな？

何故其処まで鈍い、だから怪我をするのだろう、そもそも貴様が女鬼が奴の元へ行っていることに気が付いていればこうはならなかったはず、もう少し周りを見て行動しろ、それも出来ないのか。」



『今良い感じにしまりそうでしたよね、何でネチネチ増やす！？』



この人めちゃくちゃ台無しなことするじゃん馬鹿なの！？(失礼)



伊黒「誰が悪いと思っている、だから背骨も痛めるんだろう。」



『背骨痛いから中々反応出来ないんだよ、てか背骨やったのあんただろ！！(キレ)』



伊黒「あの時もお前の反応は遅かった、そのせいでお前は怪我をした、つまりお前が悪い、もう少し周りを見ろ注意力を上げろ反応速度を早くしろ！」



『いや言ってることは正しいんだろうけど背骨については手加減しなかった貴方も悪いから！！』



何でこの人はかなり良いこと言ってたくせに最終的にはこうなるんだよほんと！？



『ていうか！！怪我人を！！労えや！！』



伊黒「お前の注意力の問題で怪我をした、それなのに何故労らなければならない、理解が出来ない、意味が分からない。」



『あーあーあーあーすみませんでしたね！？』



ほんっとにムカつくなこの人！？

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