階級・甲の癸さん玖

382話 ページ15

『さてさて、行こうか。』



我妻「行きたくない…行きたくないよ…死ぬ…死ぬ死ぬ…」



嘴平「俺が先に行く！！」



竈門「あ、待て伊之助！」



桜花「…何かこれを統率しないといけない癸さん大変だね。」



『…(頭抱え)』



えー、今日はかまぼこ隊(と桜花ちゃん)とともに合同任務です。



もう既に帰りたいけど、他の人との合同任務よりは楽かなぁ…とか(遠い目)



蛇さんだと終始喧嘩してるし場合によっては全部任されるし、派手派手さんだと任務中も終わってからもうざ絡みしてくるし…はあ(頭抱え)



『早めに終わらせたら何か奢ってあげますから早く行きましょうか！』



累「Aの作ったものの方が好き…」



『弟が可愛くて尊くて辛いです。』



そして今日も変わらず累が可愛い。



桜花「癸さんが居たらすぐに終わりそうだね。」



我妻「癸さん守ってぇ…」



『…いや、死ぬ…もしかしたら今回ので死ぬかもしれない…これだけ大勢を出すってことはそれだけ強いのかもしれない…だとしたら死ぬ…普通に死ぬ…。』



死にたくねぇよぉ…



桜花(…なるほど、柱の善逸ポジションなのか…。)



嘴平「馬鹿女！！俺は今回の任務でお前より多くの鬼を殺し！！

お前よりも強いことを必ず証明してみせる！！」



『どうぞ寧ろみんなやっちゃってくださいな、僕には無理です(真顔)』



嘴平「お前やる気ないのかよ！！勝負しろよ！！」



『え、やだ。』



だって僕弱いし。

383話→←381話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す