階級・甲の癸さん捌

350話 ページ31

『それで、聞きたいことって？』



炭治郎くんと桜花ちゃんと善逸くんと累も居るんだけどね()



伊之助くんは「取り敢えず勝負だ！！」とか言い出したから眠らせてベッドに寝かせてる(真顔)



冨岡「…良いのか。」



んー、大方「他の奴らも居るのに聞いても良いのか。」ってところかなー。



『良いですよ、殆ど答えないと思いますし。』



冨岡「…そうか。」



そんなに寂しそうな顔しないでくださいお師匠様、罪悪感で死にそう(真顔)



冨岡「…俺の所に、継子になりたいとしつこく言ってくる隊士がいる。」



『埜田雪希ですね。』



そう言えば、覚えがあるのか嫌そうな顔をする炭治郎くんと桜花ちゃん。



まあ自分達を殺そうとした相手だからね…そうもなる。



冨岡「…ああ…何度断ってもしつこくてな…俺はA以外の継子を取るつもりがないのに。」



お師匠様、何かと僕の前では饒舌になってくれるんだよなぁ。



埜田雪希には無理だろう…絶対に勘違いしてぐちぐち言う。



『しつこいならバッサリ言ってやりゃあ良いじゃないですか。

少しくらい本気で言わないと、戯れ合い的な感じで勘違いするかもしれませんよ。』



冨岡「…そうか。」



…多分聞きたいのはそういうことじゃないんだろうなぁ。



『本題どーぞ、答えられる範囲で答えますから。』



そう言えば、静かに口を開く。



冨岡「…Aは何故、埜田を其処まで嫌うのか…教えて欲しい。」



…まず其処か。

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