階級・甲の癸さん捌

346話 ページ27

胡蝶「あれだけ無理はしないように言ったんですけどね。

あのくらいではダメでしたか、それならもっとしっかり言った方が良かったです？

何かお仕置きでも考えておくべきでしょうか。」



『お姉さん痛い痛い痛い痛い力入りすぎ痛い！！』



…はい、あの後すぐに僕は炭治郎くん達とともに蝶屋敷へ来ました。



それでですね、なんて言うのかな、うん。



お説教受けてますね(遠い目)



ちなみに…柱合会議が始まる、みたいになる前に不死川さん一発殴りました。



そうじゃないと桜花ちゃんも炭治郎くんも落ち着かないみたいだったので。



次会う時が怖くて仕方ないです(頭抱え)



胡蝶「累くんの時と言い今回と言い、あなたは何故いつも其処まで自分を犠牲にしてまで人を守ろうとするんですか？

それでもし神経に行ったりしていたらどうするんですか？」



心配故の言葉なのは知ってるんですけどね、怖いんだよね。



胡蝶「聞いてます？」



『聞いてます聞いてます聞いてますからぐりぐりと傷を抉るのやめてください！！』



それ余計酷くなってるからね、ほんとに酷くなってるからね！？



累「…余り姉さんをいじめないで…ああでもしないとあの目付き悪い人はまだ禰豆子を傷付けていたと思うから。」



胡蝶「それはそうかもしれませんが、」



累「あの後も何かするようだったら、桜花が何か仕出かしていたかもしれない…Aも何も考えてないわけではないよ。」



…本当に、分かってくれるから嬉しいな。

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