階級・甲の癸さん伍

191話 ページ8

甘露寺「んーっ、美味しい！」



『…そーですかー、良かったですねー、ところで何で僕を誘うんですかね。』



甘露寺「癸くん甘いもの好きだから！」



そこを理由にするのやめてください、伊黒さんに会う度ネチネチされて大変なんです()



『そういうのは、蛇さん誘ってくださいよ…。』



甘露寺「伊黒さんと癸くんって仲良しよね！」



『すみません何処をどう見てそう思うのか教えてください。』



甘露寺「えっ？みんな言ってるわよ？」



『そのみんなを教えてください片っ端から締める。』



甘露寺「締める！？」



「そんなのダメよ〜！」って言いながら僕の背中をバンバン叩く。



あの、すみません、嘘ですからやめてください痛いです。



甘露寺「でも伊黒さん、癸くんと一緒に居る時見たことないくらい生き生きしてるから。」



『多分それは獲物を見つけた蛇の如くいじめる相手が居るからなんだと思います。』



甘露寺「もーっ！癸くんはもっと自分に自信を持って！」



『こんなことに自信を持ちたくない。』



伊黒さんと仲良しな自信？？



……………………………………………………無理だな(真顔)



前世では推しだったけど、いやマジ好きすぎるくらいには推しだったけど。



此処に来てからはもう…天敵(頭抱え)



甘露寺「ふふっ、ほんとに猫みたい。」



『猫疑惑を広げたのは蛇さんですねやっぱり許さない。』



甘露寺「やっぱり仲良しね！」



『今のを聞いてそれを言う？？』

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