階級・甲の癸さん伍

221話 ページ38

胡蝶「遅すぎますよ？」



『ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。』



…お師匠様に怒られるかと思っていたのにしのぶさんでした(遠い目)



胡蝶「全く…どうしてくれるんですか？

待っていた時間は帰ってきてくれないんですよ？」



『万が一遅くなった場合は寝ていてくれと伝えたはずですが…』



胡蝶「ダメです、遅れたんですから私の我儘に付き合ってもらいますよ？」



そう言ってにこりと笑うしのぶさん。



…嫌な予感しかしない。



『蛇さん蛇さん今通りましたね、ヤバイものを見た気がするって顔して戻ろうとしましたね！？

出来れば助けて欲しいです、ってか助けろくださいお願いします！！』



伊黒「知るか、遅かったのがいけない、それにその頼み方はおかしい、だから助けない。」



『嘘でしょ待って！？僕達の仲でしょ！？』



伊黒「最悪の仲だな。」



『このやり取りさっきもあったあ！！！』



伊黒「何の話だ。」



あっ、そうだ猗窩座さんと童磨さんだからこの人達は知らないんだ()



『いや、ほんと、お姉さんごめんなさい、あの、何する気ですか、勘弁してください、ねぇ、ほんと、ねぇえええぇえ…』



胡蝶「甘露寺さん、お手伝いお願いしても良いですか？」



甘露寺「？ええ、もちろん！」



『分からないのに容易に受けちゃダメですよ桜餅さん！？』



胡蝶「往生際が悪いですよ、諦めてください。」



『やだ！！その笑顔が！！何だか怖い！！嫌だ！！！！』



誰か助けてええええええええええ

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