階級・甲の癸さん伍

214話 ページ31

童磨「そうかそうか、A殿は女だったか…！」



『近付かないでくださいそれ以上近付いたらほんとに頸斬りますよ。』



童磨「殺すつもりはない、少し味見するだけさ。」



『来るなっつってんだよ変態。』



味見とか辞めろ変態度増してんぞこら。



『おいこら貴方、ねぇ猗窩座さん、無視すんな聞け、こいつどうにかしてください。』



猗窩座「鬼殺隊は敵だ、わざわざ助ける必要性が分からない。」



『どっか遠くを見つめるな此方を見ろ！！』



いやほんと、いやほんと勘弁して！？



『ていうかよく気付きましたね猗窩座さん、僕の周り結構な人数居る割に気付いてる人三人なんですけど！？』



猗窩座「…だから雰囲気と気配と身体の作りが…」



『猗窩座さんのむっつりすけべ感に笑ってる。』



猗窩座「殺すぞ。」



『あまりの物騒さに泣きそう。』



むっつりすけべで通用するんだね！！



童磨「猗窩座殿むっつりすけべなのか！」



『やめろ煽るなww』



童磨「A殿が言い出したんじゃないか。」



『そうだけどww勘弁してよww』



猗窩座「……………殺す…！！」



『ま、ちょっと童磨さん助けてくれませんか死ぬ！！』



童磨「言い出したのはA殿だから仕方ない仕方ない。」



『一応言うと人間は鬼の一発が致命傷ですからね！？』



これでも一応一度しか会ってはないけど鬼舞辻さんに気に入られているはずでは！？



上司のお気に入りくらい守れよ！！(理不尽)

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