階級・甲の癸さん肆

145話 ページ8

桜花「…ん…」



…寒いなぁ…私、何で外で寝ているんだろう…分かんないけど…。



桜花「……………鬼舞辻！！！！」



そう言いながらすぐに起き上がる。



普段は何かと二度寝しちゃうから禰豆子とか炭治郎が少し怒りながら起こしてくれるんだよね。



その時の顔が可愛いっていうかほんと天使…



じゃないって！！今そんなこと言ってる場合じゃないじゃん！！



桜花「どこ…どこだよっ…」



みんなの所へ行けば、禰豆子以外が倒れている。



…これ、原作の…



桜花「ってことは…禰豆子が義勇さんに…」



いや！良いんだけど！！



妹として見てるし情が湧きすぎてるから治るにしても怪我して欲しくないかな！！



桜花「あああっ…もう、急げ！！」



持ち前の高めの身体能力を使って全力疾走をする。



これってあれかな？



トリップ特典的なアレなのかな？



そう思いながらとにかく走る。



それで急いで行った先では…思った通り、義勇さんと炭治郎…そして義勇さんに捕まった禰豆子が見える。



桜花「第一印象最悪男(怒)」



だから嫌われるんですよ、ってしのぶさん風に言ってやろうか！！(キレ)



桜花「…どのタイミングで出る…？」



身体能力は元から高かったけどそれが余計に高くなってた…つまり、私は鬼になっている。



飢餓状態とかが来ないのは不思議で仕方ないけど…それなら二人を守れる。



桜花「…よし、」



炭治郎気絶の瞬間に行こう…！！

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