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166話 ページ29

桜花「あーっ…」



ある夜のことだった。



私は昼間も行動出来るけど、やっぱり本領発揮…というかが出来るのは夜で。



だから夜になってから特に呼吸の練習をした。



桜花「…水の呼吸が…使えない、」



使えばする…使えばするのに、弱くて使い物にならない。



これじゃあダメじゃんか…。



鱗滝「やはりそうだったか。」



突然気配を消したまま近付いていたらしい鱗滝さんが声を掛けてくる。



桜花「…あんなに虚勢を張った癖に、って笑えば。」



そう言っても鱗滝さんは笑わず近付いてくる。



鱗滝「儂の育てた者の弟子に、水の呼吸を使おうとすると微弱で使えないといった者が居た。」



桜花「…え?」



鱗滝「その者は、自ら呼吸を生み出し…その呼吸で上まで上り詰めようとしている。」



桜花「どういう…」



…もし、自分で呼吸を使えるとしたら…私は、何?









.









.









.









“まるで虹みたいだね。”









.









.









.









桜花「っ…!?」



…何、今の…。



…誰かの、声がした…。



桜花「……………全集中、虹の呼吸…」



何故かその言葉が出てきて…私は、刀を手にしていた。



桜花「壱ノ型・赤の月“三日月”。」



そう言って刀を振るうと、目の前にあった木々が一掃される。



…あっ、何かごめんなさい!?!?(頭抱え)



鱗滝「…それは…」



少し驚いた雰囲気を出した鱗滝さんは、言った。



鱗滝「…伝説の呼吸…」



桜花「…伝説?」

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なの___@(プロフ) - トリップもう1人出て来るんですね……(特別感が好きだった)(ワガママ言うな)() (2020年3月20日 1時) (レス) id: 0862d9c441 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - 2人目のトラップした少女と名前が同じなので読みづらいです。なので申し訳ないないのですが名前を変換することはできませんか?お話の内容は楽しく見させていただいてます。 (2020年1月9日 16時) (レス) id: cc8ce5b6f4 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 初コメです!初めまして!! 今ここで言うことでもないと思ったんですけど…冨岡さんが登場したときメッチャかっこ良くなかったですか??! 私はメッチャかっこよくて、メッチャ好きでした!! ってだけです(笑) 作品すごく面白いし更新も鬼のように速くて尊敬してます!! (2019年10月21日 6時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
ラムズイヤー(プロフ) - はぐれ鬼かぁ……。懐かしいなぁ。薄桜鬼で聞いたこともあった。読んでます!更新頑張ってください! (2019年10月13日 18時) (レス) id: 6c3e0900bf (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 初コメ失礼します!掛け持ち楽しみにしてます!リクエストなのですが主人公がめっちゃ強いとかではなくほんとに平凡だけど努力して頑張るみたいな感じのやつが読んでみたいです!! (2019年10月7日 8時) (レス) id: 42f324db85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月6日 12時

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