階級・甲の癸さん肆

160話 ページ23

竈門「はぁ…はぁ…」



…本当に霧が濃い…私が人のままだったらかなりキツかったな。



んー…でも、大丈夫…此処での息の仕方を覚えよう。



現在進行系、私は今息を止めてます(真顔)



だって此処じゃあどっちにしても上手く息出来ないんだもん！！



かなり高い所まで行って、鱗滝さんは私達の方を見た。



鱗滝「ここから山の麓の家まで一下りてくること。今度は夜明けまで待たない。」



あー、マジかよ私もかよ(怒)



しかも何となく手助けするなよって雰囲気出して来たじゃん！！



そしてそのまま鱗滝さんは姿を消した。



は？？おいこら、は？？



竈門「よし、桜花行こう！」



桜花「俺にはこの鼻があるから行ける！とか思ってそうだよね。」



竈門「実際そうだからな！桜花は口があるから行けそうだよな！」



桜花「あんまり喋って酸素使っちゃうのは良くないと思うよ…。」



あー、少しずつ息の仕方分かってきた…息が出来る。



竈門「普通に置いて行ったけど…二人で行けばいいのかな。」



桜花「うーん、そうなんじゃない？」



竈門「それじゃあ行こうか！」



そう言って手を伸ばしてくれる。



…この手を取ったら確実に鬼滅の剣士になることになるなぁ。



原作壊さないように必死になりながら戦わないとかぁ…。



…めんどっちーなー(真顔)



桜花「うん、行こうか。」



そう言いながら手を取る。



でも、炭治郎と一緒ならそれも良いかな…って、そう思うよ。

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