階級・甲の癸さん肆

158話 ページ21

桜花「炭治郎、さっきの人に声を掛けよう？」



竈門「あ、うん。」



此処は原作沿いだ…やっぱり原作沿いが一番だな。



原作壊そうとして…死なないはずの炭治郎とかが死んでしまう方が怖い。



竈門「あの…」



鱗滝「儂は鱗滝左近次だ。義勇の紹介はお前達で間違いないな？」



竈門「は、はい。竈門炭治郎といいます。」



桜花「叶桜花です。」



竈門「もう１人が禰豆子で…」



鱗滝「炭治郎、妹と姉が人を喰った時お前はどうする。」



そう聞くと、炭治郎は黙り込んでしまう。



…私って姉で通ってるんだなぁ…(そこ)



返事をしない炭治郎を鱗滝さんが叩く。



鱗滝「判断が遅い。お前はとにかく判断が遅い。」



まあ今回はそうだよね。

鱗滝「何故朝になるまで止めを刺せなかったのか、覚悟が甘いからだ。

妹と姉が人を喰ったら二人を殺しお前も腹を切って死ぬ。それくらいの覚悟を持て。」



…いや人喰わねぇし！！(大声)



鱗滝「ではこれからお前達が鬼滅の剣士として相応しいかどうかを試す。

妹を背負って着いてこい。」



その言葉に、思わず私は目を点にする。



桜花「…お前達とは？私鬼よ？鬼ですよ？？なのに私も？あれ？？」



鱗滝「異論があるのか。」



桜花「鬼が鬼滅の剣士って何ですか聞いたことない！？」



鱗滝「お前からは確かに鬼の匂いがするが、其処まで強くはない。

人として鬼滅の剣士をやっていても相当の者でなければ気付かれまい。」



そーじゃねーよ！！



頭固いなおい！！(失礼)

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