階級・甲の癸さん肆

154話 ページ17

桜花「…分かんない、何で、」



森…というのかな？



の中に入ってしまい、その中で応戦しているものの…おかしなことが起こっている。



…何で、



桜花「何で鬼が群れてるんだよっ…！！」



多くの鬼達が一気に掛かってくる。



それを全て避けながら、とにかく走る。



死ぬことはないとはいえ…流石にヤバイ気しかしないんだが！？



何でこんなことになってるんだよ！！



桜花「来るなっつーの…クソ！！」



近くにあった石を豪速球ってほどの速さで投げ、鬼に当てる。



それでぎりぎり逃げることが出来たものの…隠れていられるのは数分だろう。



ていうかこれは原作になかった…もしこいつらが炭治郎の元へ行ったら…



「ちっ…さっきの人間喰いに行くか。」



…！！



桜花「鬼さん此方！！」



そう言って此方を見た鬼の目に向けて、石を投げる。



桜花「手の鳴る方へ！！」



それだけ言ってまた逃げ走る。



キレたのか知らないけど、みんなが私を追ってくるから多分少しの時間稼ぎにはなっていると思う。



あーっ…最悪だ…鱗滝さんに何とかしてもらう感じ？



いやもうそれで良いから助けてよ。



桜花「てかこれだけの鬼を鬼殺隊は放っておいているわけ…！？」



まあ！！今来たら！！私も斬られるけどね！！



こう見えてもちゃんと鬼ですから！！



桜花「クソッ…追いつかれるなぁこれはぁ…！！」



ああもう…原作沿えよ少しくらい…！

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