階級・甲の癸さん弐

48話 ページ2

『ひえっ』



第一声がこれになったのも仕方ないと思う許して欲しい()



煉獄「よもやよもや！少年！！待っていたぞ！！」



怪我が治ってとうとうやって来てしまった任務の日、誰かと合同任務なのは聞いていたけど…その誰かと合流する場所に居たのは、炎柱の煉獄さん。



『…えっと、柱様ですよね…何故此処に…？』



思った通りの質問をすると、煉獄さんはいつも通りの表情で僕を見る。



煉獄「今回の合同任務が俺とだからだ！」



『勘弁してください。』



思わず出てしまったその言葉。



正直言って、僕はこの間の一件でお師匠様以外の柱様にトラウマを持っている。



あの酷い状況で誰一人として助けてくれないんですよ？？



無理無理無理無理会いたくなかったよ助けてお師匠様。



煉獄「少年の強さも見てみたかったからな！ありがたい任務だ！！」



『こちとら大迷惑な任務ですがね…』



煉獄「む？何故だ？」



『分からなくて結構です！！』



煉獄さんがどういう人かは分からないけど、不死川さんみたいなことになったらもうほんと次こそ鬼殺隊やめるから(真顔)



ていうか本音言うと今すぐにでも辞めたい気持ちでいっぱいだから()



煉獄「まあ良い！！今回の任務で出たのは村だという！！行こうか少年！」



『いやあの…癸Aです。』



煉獄「？君は甲だろう！」



『すみません！癸は名字です！！』



いずれ言われるとは思っていましたけどね！！！

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