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63話 ページ17

『…右、』



そう言って刀を振るえば、何かに当たった感覚。



感覚を澄ます為に、雨が降っている時は目を瞑るようにしている。



目を開けた時が…本気、って言っても過言ではないと思う。



「ぎゃああああ!!」



『…この鬼は弱い…本体じゃない…この血鬼術を使っている鬼は他…』



伊黒「そんなことも分かるのか…?」



『………』



何だ?



累くんのとき感じたほどではないとは言え…かなり強いような感覚だ。



だが…おかしいな、そんなに強い奴が此処に居るのだろうか…。



『…十二鬼月…』



伊黒宇髄「………!?」



もしそうならば…



『下弦の陸…か?』



そう言うと、何処からか笑い声が聞こえてくる。



「よく分かったなぁガキが…」



そう言いながら出てきたのは…うん、普通に見た目異形な鬼だね☆



『だって気配消すの下手だし。』



そう言うと、かなり近距離に何かを感じてすぐに避ける。



思わず目を開けてしまったんですがマジでどうしてくれんの??



「下弦の陸を舐めんなよ!!」



『戦いたくないよ十二鬼月怖いよぉ!!』



めちゃくちゃ怖いじゃん今普通に当たりかけたじゃん怖い怖い!!



伊黒(…まるで別人のようだな。)



宇髄(派手なのか地味なのか分かんねぇ奴だな…)



死にたくない死にたくない死にたくない!!!!



陸「俺のこと舐めやがって…!!」



『舐めてないよ!?十二鬼月舐めるほどの度胸ないよ!?』



やめろよ短気!!(頭抱え)

64話→←62話 伊黒side



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- どうやって剣を振るだけで雨が降るんですか????意味がわかりません (2021年7月20日 22時) (レス) id: 8ecfd55735 (このIDを非表示/違反報告)
- キラキラした目の累くん…………めっちゃかわいい!! (2019年10月22日 22時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
カビゴン可愛いよね(プロフ) - いつも楽しませてもらってます!今読み直してて思ったのですが、弐の93話、一番下から二行目のところが、出来てるになっています! (2019年10月12日 15時) (レス) id: 4caa5ba391 (このIDを非表示/違反報告)
弥雪(プロフ) - めっちゃ面白い! 頑張ってー (2019年10月12日 13時) (レス) id: 3264335349 (このIDを非表示/違反報告)
心月美玲(プロフ) - 中原悠さん» ありがとうございます!!頑張ります〜!! (2019年10月5日 17時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月4日 20時

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