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ページ37

『………で?』



集団の中心核と思える一人の女に迫る。



『君達のせいで僕は平凡な高校生活を奪われたわけですが。

その責任は、一体どうやって取ってくれるのかな…?』



…そのまま、いわゆる壁ドンの形になる。



『…ここで人生終わるのと、今すぐここから離れる…どっちが良い?』



「…!!!!」



…きっと、今彼女には、僕の隠れている瞳が見えたのだろう。



今の僕の瞳は…一言で言って、“殺気立っている”だろうから。



そこまで言えば、恐怖で表情を歪ませながら逃げていく集団。



『弱くない?』



かっこ悪いなぁ、そのくらいの度胸でリンチなんてしようとすんなよ。



夏凪「…A先輩、」



『昨日の借りは返したから。』



夏凪「え、」



『昨日、味方してくれてありがとうね。

…あ、今のことは誰にも言っちゃダメだよ、隠してるから。』



夏凪「へ…?あ、い、いえ、分かりました…!」



…それだけ聞いてから、屋上へ向かう。



あー、眠いなー、寝るか。









夏凪「…A先輩、かっこいいなぁ…私もああいう風になりたい。」









『…?今誰かに噂されたか…?』



誰かに名前を呼ばれた気がした。



ま、気のせいか。

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月23日 20時

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