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国見「…オレは、先輩はやってないと思います。」
突然すぎる、国見の発言。
全員が国見に視線を向ける。
花巻「急にどうした。」
国見「…先輩は、ずっとこの部のために頑張ってきてくれたんで。」
…そんなこと言われるなんて、全く思ってもいなかった。
松川「お前何言ってんだよ。」
国見「みなさんは見てこなかったんですね。
先輩がいつも…どれだけオレ達のことを考えて頑張ってきてくれてたか。
オレは知ってるんで…先輩はこんなことしないと思います。」
…今まで勝手にやってきたことを、見てくれていた人がいた?
岩泉「…オレも、出来るものなら疑いたくねぇよ…でも、この状況じゃ疑うことしか出来ねぇんだよ。」
岩泉さんは優しいからね…普段は目を向けてなくても、“一応”僕のことも仲間としてカウントしてくれているのだろう。
…でも、それなら、最後まで信じられないそれは…弱さとしか言いようがない。
信じるのなら、最後まで信じやがれ。
…僕は、“仲間”の“絆”の強さをよく知っている…だから思うんだ。
『…私は、やっていないです。』
でもまあ僕は、あなた達を特に仲間として見ていない。
だから別に…信じないでくれて構わないよ?
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