2 Noside ページ4
銀島「侑、怖がりすぎやろ。
実際に何かおるなんてそんなことあるはずないやろ。」
侑「おった!!女の子がおった!!」
北「おるはずないやろ、そこ退き。」
侑「ほんまに!!ほんまにおるんです!!」
必死に全力でそう言う侑。
周りは「コイツまた何か言ってる…」と言いたげな目で見るだけ。
北「何言っとるん、誰かおったら問題やろ。」
ガチャッ
パタンッ
侑と同じようにドアを開き、静かに閉める北。
北「…女の子おった。」
「「「「「!?!?」」」」」
そういうふざけたことなど言うはずのない北がそう言い、周りは動揺が隠せなくなる。
角名「…どうしたんですか北さん、侑の悪ふざけに乗ってるんですか?」
北「オレがそないなことすると思うか。」
角名「………」
そんなことなどするはずがない、何せあの北だ。
北が悪ふざけに乗った日には、それこそ槍が降るのではないだろうか。
治「…女の子って、それは普通の?それとも霊的な?」
誰もが気になったその質問をする治。
銀島「いや、霊なんておらんやろ?」
少し声を震わせながらそう言う銀島。
侑「そこまで分かるわけないやろ、今一瞬見ただけなんやから!」
アラン「せやけど、霊以外だったらどうやって入ったん…?」
アランのその言葉に、誰もが口を噤む。
と、その時、
ガチャガチャガチャガチャ
ドアノブをガチャガチャする音がする。
「「「「「わああああああ!?!?」」」」」
『ひ!?!?』
中から聞こえたのは、彼らと同じく怯えているような声だった。
103人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
けんまおし1016(プロフ) - めっちゃおもしろいーー!!!早く更新して欲しいです!でも無理はしないでくださいね! (2022年10月29日 19時) (レス) @page14 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉沙(プロフ) - 笑いすぎてしんどいwww気長に更新再開してくれるの待ってます..!!!! (2020年12月16日 1時) (レス) id: 363b9c8c34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 全私が笑った (2020年11月3日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
カバカ - バカみたいに面白い!これからも頑張ってください!! (2020年6月18日 15時) (レス) id: 3b682c94b7 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 最高に面白いです!これからも応援してます! (2019年6月14日 17時) (レス) id: 1843896a73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ