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君が眠りにつく頃に_sgi ページ32

A視点





『な、何....この地獄絵図』




...現実逃避をしたくて目を静かに閉じる。

私は今、皆お酒に酔いまくって誰一人とまともな人がいないという状況に立たされている



.




今日は撮影終わりに須貝さんの誕生日会を急遽することに。





...初めの方は普通の誕生日会のはずだったのに、こんなベロンベロンに皆が酔っちゃったのはこうちゃんのせい。






少し酔い気味のこうちゃんが、”俺だって変わったんです!もうワインの一つや二つくらい開けれますよ!!”とか言い始めて用意してあったワインをポンポン開けだした。

開けてしまったワインを消費するために、皆ハイペースでグイグイのんでいったらこの様だ。



私はワインが苦手だから、あまり手をつけなかったからほぼシラフに近い状態。
強いて言うならほろよいを少し飲んだくらい






山本さんはソファーに置いてあったブタを抱きしめながら、あらゆる漢字の語源を語っているし、



あの福良さんでさえ、「野菜を祟る儀式やらな〜い?」とヘラヘラ笑いだしている


他にも、寝ている人もいれば、号泣している人も...





...そして、1番の問題が須貝さん。



だいぶ酔いが回っていて、いつもの倍以上にハイテンション。

それだけならまだしも、須貝さんはお酒に酔うと人との距離がとにかく近くなるタイプの人ってところが難点。




今日は私がその餌食となってしまった


いや、須貝に片思いしている私にとってはご褒美かもしれないが、これは心臓に悪すぎる






「A〜、もう飲まねぇの〜?」






『わたしは大丈夫です...』




「そっかぁ〜、...ふふ、...A、いい匂いするね、」







『ちょ、近いです、』




須貝さんは私の肩に頭をすりすりさせる




ほんとに心臓に悪いって、この人!!







『須貝さん、距離がさっきから近いです...』







「なぁに、照れちゃってんの〜?」







『そりゃ照れますよ...須貝さんとこんな至近距離なんて』









「......え〜、それって俺だから照れてるってこと〜?

ほんとA、可愛すぎるわァ。いつも可愛いんだけどね」




須貝さんは、私の髪をサラッと撫でる




お酒に酔った勢いで行動してることは理解してるけど

私の心拍数はさらに増加してしまう






これ以上近くにいたら、多分死んじゃう






『須貝さん、離れてくださっ、』








私が彼の体を離れさせようとした時だった







グイッ

.→←.



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設定タグ:QuizKnock , クイズノック , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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真鱈(プロフ) - 唯花さん» お久しぶりの登場ですね...。よく分からない方向性に話が進んだらごめんなさいぃぃ。 (2020年5月20日 0時) (レス) id: 2991213929 (このIDを非表示/違反報告)
真鱈(プロフ) - なるみさん» うわぁぁぁコメントありがとうございますぅううう(急なハイテンションごめんなさい)そう言って貰えてとても嬉しいです。ありがとうございますゥゥ泣これからも頑張ります!! (2020年5月20日 0時) (レス) id: 2991213929 (このIDを非表示/違反報告)
唯花(プロフ) - 予告のふくらさんが気になる、、 (2020年5月19日 20時) (レス) id: 8a61659215 (このIDを非表示/違反報告)
なるみ(プロフ) - うわああああ主さんが書く川上さんすてきすぎますううう(急なハイテンションごめんなさい) (2020年5月19日 20時) (レス) id: b45e5db758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真鱈 | 作成日時:2020年5月10日 1時

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