【QK】食わず嫌いのキミへ。《短編集》

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先生とのキスは、お互いの涙が混ざって、少ししょっぱかった









唇が離れると、

先生はぼろぼろと泣き出す




『ごめんな、さいっ、

こんな泣くつもりじゃ、』






「っ、ちょ、先生でしょ、しっかりしてよ




おれまで、また泣けてくんじゃんっ、」








『ほんとに先生失格だよ、わたしっ.....






＿＿＿＿＿ばいばい、....こうへいくん

だいすき、っ、....ほんと、に』








「さよなら、Aせんせい、っ....


おれも、せんせいに負けないくらい、すきだから」







保健室に、2人の切ない鳴き声が
もうしばらく鳴り響く









次の日も、その次の日も、A先生がまた保健室で待ってくれていると思って、保健室へと足を運ぶ。


＿＿＿＿けれど、放課後に保健室の扉が空いていることは二度となかった。







ーーー
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あー、あつ゛い゛



今日の企画は外で行うもの。
こんな真夏に死ぬってホント


....木陰でスマホのロック画面から元気をもらう

俺のスマホのロック画面は、A先生とのツーショット。最後の日に撮ったもの。
お互い目が真っ赤すぎて、変な顔してんだけどね、笑





福「こうちゃーん、もうそろそろ始めるよ」




「はぁーい、」



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短いですが、次にいかせていただきます

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