【QK】食わず嫌いのキミへ。《短編集》

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何度も角度を変えて唇が重なる









私の後頭部を抑えながら、




時々吐息を漏らす伊沢さんの姿はとても色っぽい









「ふふ、Aちゃん顔真っ赤すぎ」












『伊沢さんのせいですよ』









「ははっ、Aちゃんも望んでたでしょ？







それに、昼言ったけどさ


俺は絶対に美味いって確信があるモノに惹かれるからさ」









『物扱いですか







それなら私も』









伊沢さんの頬を両手で包み




自分からキスをする







彼は驚いたのであろう、



目を少し見開きながら私を見つめる









『私、1度食べて美味しかったモノは絶対手放さない主義なので。







...昼に言いましたけど



食わず嫌いしない派です




全て、伊沢さんと経験してみたい。



全て、味わってみたい。』









「...可愛いこと言うねぇ、




まぁ手放す気ねぇけど」








そう言い、また唇を重ねる









しばらくこのキスの雨が止むことはない









2人きりのオフィスに




甘い吐息と、いやらしく響く水温





ただそれだけが鳴り響いていた









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恋愛感情あるなしに関わらず、互いのカラダ(ｷｽ等)を求めあうっていうの、好きなんです((

忘れさせて、_kwkm→←.

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