【QK】食わず嫌いのキミへ。《短編集》

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『こうへい先生は、その要求を受け入れてくれた優しい先生。

テストで傷ついた私を慰めてくれようとして、告白してくれた優しい先生。


ただ、それだけ。



それに、ふたりだけのヒミツにしとけばいいじゃん？』









「俺はただの優しい先生ってことね、





自分に言い聞かせとくわ」









『うんっ』






にっこりと笑うと、こうへい先生と目が合う







私は自然に目を閉じる









部屋に響くのは、軽いリップ音









数年後の私に早くなりたい。






...こんなお子ちゃまのキスだけで、終わらせないから。





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＿


数年後の春、私はこうへい先生...



いや、航平さんと手をつなぎながら、同じ大学に通うことが日課になっていた。



ーーー

ごめんなさい、上手く文字数が前回の話に収まらなくて。
微妙な行数で終わってしまった(汗)




通知欄をみたら栞を挟んでくれた方がいることに気づき、現在感謝の舞を踊っております。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。

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