【暗殺教室】どんな形でも傍にいさせて (ページ8)

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episode7 ページ8

渚からこの前渡された、手紙のようなもの。

殺せんせーがくれたものらしい。

皆のメッセージが書いてある。

倉橋《元気？皆待ってるよ！私は一番Aを待ってるから！！》

カエデ《違う！私が一番Aを待ってるの！！！早く一緒にプリン食べよ！》

岡島《またその俺好みのAを見せてくださいお願いしますッ！！！》

奥田《早く来てくださいね！国語教えてくださいっ！》

千葉《空間図形、簡単なやり方教えて》

イリーナ《皆あんたを待ってるのよ！私のお気に入りなんだから早く来なさいよね！》

速水《早く射撃に付き合ってよっ、べ、別にあんたじゃなくてもいいけど！！！》

烏間《早く日暮さんの暗殺を見たい》

皆からのメッセージが嬉しくて。

でも今は見たくない。開いた紙をまた閉じようとすると、

『……？』

薄く書かれた二つのメッセージ。

殺せんせー《泣きたいときは泣きなさい。そこから生まれるものは虚しさだけですが、その虚しさはいつかは愛へと変わり、強さへと変わるのです。無駄なことなどない。思う存分泣き崩れてしまいましょう。作り笑いなどいらない、どうせ笑うなら自然で柔らかく、太陽のようなAさんの笑顔を見せてください。あなたは一人ではない。胸を張って堂々と進みましょう》

そして、間違えるはずのない愛しい人の文字。

《早く来てよ。Aがいないとつまんないんだけど》

カルマくん、それはどういう意味の《つまらない》なの？