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episode15 カルマside ページ16
『………好き』
『好、きっ………』
無意識だろう、ずっと俺からのキスのたびに、好きだと言っている。
Aが俺の事を好きなのかも、そう思ったが、俺に向けるには切なすぎて苦しく、それでいて優しくて甘い言葉だった。
だから俺を誰かと重ねているのだろうと思うと、ズキンと痛む胸。
結婚式のときと同じ痛みがする。そういえば今日の朝、小咲さんの事見ても、恋愛っぽいドキドキとかはしなくて、憧れと呼べるものに近い感情があった。
『カルマくっ、好きっ……！』
涙を流しながら、キスを止めないAを見て確信した。
カルマ「好きだよ…だから離れないでよ？」
ああ。
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俺ってAの事が好きで、小咲さんは憧れだったんだなって。
続く (更新停止中)
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ゆき(プロフ) - 読んでいてガチめに泣きました！更新頑張ってください (2015年7月31日 12時) (
レス) id: b4e2aa2e5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなめ | 作成日時：2015年6月20日 23時
