episode14 ページ15
気絶してから目を覚ました時、殺せんせーがちょうど不良を倒したとこだった。
茅野「A…!」
カルマ「いいよ、あとで俺が連れて行くからさ、みんなは戻ってて」
みんなは納得しない顔で出て行く。
カルマ「Aッ!!」
『カルマくっ…体痛くない……?』
カルマ「何言ってんの?自分の心配しなよ!」
ぎゅっと抱き締められる。カルマくんは震えていた。
カルマ「……俺さ、Aが離れて行くの嫌みたいなんだよ。俺のそばにいてよ。俺を癒してよ」
『……それ、って、期待、してもいいの…?まだ、キスフレでいろってことなの…?』
カルマ「いいよ、ってか期待してよ。キスフレはAしかいらない
ほろりと涙が溢れる。
『カルマくんっ……』
カルマ「ここにいるよ」
『ありがと、うっ………』
カルマ「うん」
おでこをくっつけて微笑まれる。
小さく呟かずにはいられなかった。
『………好き』
カルマ「ごめ、聞こえなかった…」
『あ、なんでもないのっ』
顔を赤くして微笑む。
そして、重なり合う唇が熱を帯びて
『好、きっ………』
無意識に言葉が出る。
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ゆき(プロフ) - 読んでいてガチめに泣きました!更新頑張ってください (2015年7月31日 12時) (レス) id: b4e2aa2e5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなめ | 作成日時:2015年6月20日 23時