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53話 ページ9

ピーンポーン



チャイムの音。

すぐに扉を開くと、

パジャマ姿の可愛らしいAちゃん。






「いらっしゃい」(*ˊᗜˋ)


「……おじゃまします…」






お風呂上がりだからか、

顔が少し火照っているAちゃん。

今回はお互いの立場を

知ったうえでのお泊まり。

そのせいか

少しソワソワしているAちゃん。






「あ、なんか飲み物飲む?」


「えっと…温かいものを貰っても大丈夫ですか?

お風呂上がりで外出たせいで少し寒くて…」
(*´˘`*)


「ええよ!」(*´▽`*)






正直、俺も心臓がうるさくて仕方がない。

好きな子に気持ちを伝えるときほど

緊張するものはないと思っている。






「はい。ホットミルク甘め!」


「!ありがとうございます……!」






嬉しそうにホットミルクを受け取るAちゃん。

心做しか周りに花が散ってるように見える。



しばらくの沈黙が訪れる。

それを破るようにあやのちゃんが口を開いた。

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作者名:森姫 | 作成日時:2021年7月9日 7時

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