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痛い視線に耐えながら授業を受け、ようやく昼休みになった。





「今日って…」



”月曜日”だ。

ふいにあの一方的な約束を思い出した。


でも登坂先生、もう学校には居れないくなっちゃったのかな。








岩「A、どこ行くの?」





「ちょっとトイレ!」




気づいたら私は走り出していた。









屋上の扉を開け、辺りを見回す。





「…いないか」







人の姿はなく、静かな屋上に足を踏み入れる。






少し肌寒いが、陽が当たり気持ちが良い。




んーっと手を上げ、伸びをする。





すると、腰に回ってくる鍛えられた腕。






「えっ…




登坂先生?」






完全に勘だけど、その名前を出した。








臣「…正解」






振り返ろうとすると、腕に力を入れられ、後ろを向くことができない。







「ちょ、先生?」







臣「このまま聞いて」







耳元で囁かれる言葉にドキドキしながら、耳を傾ける。








臣「…ごめんな」







「え…」






登坂先生が謝った…。
意外な展開に呆然とする。








臣「あの時Aにキスしたのは、単純に俺の嫉妬が原因。


まさかあんな紙が出回るなんて予想してなかった。

お前にも迷惑かけて、本当に悪いと思ってる」







「し、嫉妬って…」







臣「お前が他の男と仲良くしてるの見ると、気持ち抑えらんなくなる」







「…え、それ、どういう…」





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設定タグ:登坂広臣 , 岩田剛典 , 三代目   
作品ジャンル:恋愛
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ayumini(プロフ) - かりおみ.。さん» 二度目のコメント感謝です!!あの俺様教師は…もうすぐ復活いたします(≧∇≦)楽しみに待っていてください♪うふっ← (2015年11月16日 21時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)
かりおみ.。 - 前感想かいたやつです!! あらんやばいですね!!!!かっこい-.! もう登坂先生わ出てこないんですか..(聞いたらダメ笑) (2015年11月16日 19時) (レス) id: 9bb5036240 (このIDを非表示/違反報告)
ayumini(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます!そうなんです、めっちゃ尽くす男だったんです…。優しい亜嵐くんに乞うご期待です★ (2015年11月16日 18時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 亜嵐くんただのチャラい人かと思ってたけど好きな人のためにこんな事までするなんて… 優しいですね。 (2015年11月16日 17時) (レス) id: bd6654f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
ayumini(プロフ) - sさん» コメントありがとうございます!まだ落ちを誰にするか未定ですので、楽しみに待っていてください♪これからもよろしくお願いいたします! (2015年11月14日 20時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayumini | 作成日時:2015年10月31日 9時

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