ライバルは先生〜1〜

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廊下での公開告白は瞬く間に広がり、教室に戻る間も、周りからの視線をすごく感じる。









伶「ちょっとA〜！」





き、きた…









第1ステージ
ー鷲尾伶菜ー









伶「あの白濱亜嵐にコクられたってまじ！？」







「え、あの人そんなに有名なの？」







伶「有名よ！

芸能活動してて、最近じゃファッション雑誌にもデカデカ載ってるような人だよ！」








「えっ…」







マ、マジ？


だからか、女子たちの目が怖いのは。






「私…そんなすごい人に告白されたんだ…」







伶「で、どうすんのよ」







「へ？なにが？」








伶「何って、告白の返事！」








「そ、そんなの断るに決まってるじゃん！

ちゃんと喋ったのだって、今日が初めてだし」






伶「うわぁ…もったいな」





「も、もったいなって…

好きじゃない人と付き合えませんっ」







伶「ふぅん、

まぁ、あんなイケメンに告られたってだけでいい思い出になるわね」








「いい思い出ねぇ〜…」





苦笑する。







伶「んじゃ、私戻るからまた何あったら言いなね〜」






と言いながら伶菜は去って行く。








伶「あ！そういえば、


岩田くんが鬼の形相でAのこと探してたよ」






という言葉を残して。

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