13 ページ13
〜剛典side〜
「クレープ♪クレープ♪」
繋いだ手をブンブン振り回しながら店へ向かうA。
岩「やめて、腕とれる笑」
可愛いけど。
「そーいえば放課後にデートするの久々だね!」
デートって思ってくれてんだ、
ちょっと嬉しい。
岩「だな」
微笑みながら答えた。
「つっいたー♪
岩ちゃん何にする?」
メニューを見ながら悩むA。
岩「んー…Aは?」
「王道でチョコバナナとか!
あ、でもこのイチゴのやつも…迷うー」
岩「すみません、チョコバナナとイチゴ生クリームください」
店「かしこまりました」
「え、岩ちゃん自分の好きなやつにしなよ!」
岩「ん?俺もちょうどその二つで迷ってたから」
ってのは嘘だけど、Aが喜んでくれればそれでいい。
「…ありがとう」
多分俺の嘘に気づいて、少し申し訳なさそうに言うA。
岩「いいの、久々のデートなんだから」
Aの頭を撫でる。
店「お待たせいたしました」
岩「ありがとうございます。
はい、A」
「ありがとう!
美味しいそぉ…」
目を輝かせるA。
岩「座ろ?」
「うん!」
俺らは店内にあるテーブルの椅子に座った。
「いただきます!」
岩「どうぞ」
もぐもぐ幸せそうな顔で食べるA。
俺はその笑顔でお腹いっぱいになりそうだよ。
岩「ほら、A」
そう言って俺が食べてる方のクレープを差し出す。
「いいの?ありがとう!」
嬉しそうにパクッと食べるA。
あー可愛い。
パシャッ
気づいたら写真を撮っていた。
「ちょ!何撮ってんの!」
岩「だって可愛いんだもん」
「恥ずかしいよ、消してよ//」
岩「しょうがないなー」
消すわけないじゃん。
岩「ほら、クリームついてるよ」
そう言ってAの口についたクリームを指でとり、ペロッと舐める。
「じ、自分で拭ける!//」
顔を真っ赤にするA。
照れてる。
岩「…かわい」
小さく呟いた。
316人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayumini(プロフ) - かりおみ.。さん» 二度目のコメント感謝です!!あの俺様教師は…もうすぐ復活いたします(≧∇≦)楽しみに待っていてください♪うふっ← (2015年11月16日 21時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)
かりおみ.。 - 前感想かいたやつです!! あらんやばいですね!!!!かっこい-.! もう登坂先生わ出てこないんですか..(聞いたらダメ笑) (2015年11月16日 19時) (レス) id: 9bb5036240 (このIDを非表示/違反報告)
ayumini(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます!そうなんです、めっちゃ尽くす男だったんです…。優しい亜嵐くんに乞うご期待です★ (2015年11月16日 18時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 亜嵐くんただのチャラい人かと思ってたけど好きな人のためにこんな事までするなんて… 優しいですね。 (2015年11月16日 17時) (レス) id: bd6654f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
ayumini(プロフ) - sさん» コメントありがとうございます!まだ落ちを誰にするか未定ですので、楽しみに待っていてください♪これからもよろしくお願いいたします! (2015年11月14日 20時) (レス) id: ce07eccd1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayumini | 作成日時:2015年10月31日 9時