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『それで、その…何とかなると思って。
直接何かされたことはなかったし、それで…』
メンバーの反応はさまざまだったけど、
それでも、最後まで私の話を聞いてくれた。
NJ「とにかく、無事でよかったよほんとに」
SG「いいわけあるか」
そう言い放ったのは、やっぱりユンギだった。
JH「ヒョン、ヌナだってもう分かってるよ」
SG「お前、車に連れ込まれたらどうするつもりだった」
『それは、警察に連絡して…』
SG「俺らの名前出されても、電話できたのかよ」
ユンギの言いたいことは分かる。相手はPDなのだ。
番組を終わらせることなんて簡単なわけで。
それを引き合いに出されても突っぱねられた自信はない。
SG「脅されても股開いてやり過ごすような女、
俺は近くに置いとく気ないからな」
全身から血の気が引くような感覚がして
私は、ジミンとテヒョンの手をぎゅっと握った。
JK「ヒョン！！」
ジョングクが立ち上がって
ユンギに食って掛かろうとしている。
JN「ジョングクやめろ、座れ。
ユンギも、Aちゃんに謝れ」
ユンギはソクジンさんを睨んで、
その後少し切なそうな顔で部屋に戻ってしまった。
『ご、ごめんなさい…』
こんな大事になるなんて思ってなかった。
何とかできるって、思ってたのに。
思い上がりもいいところだ。
また迷惑をかけて、
今度はチームの関係性にまで波及させてしまった。
JH「ヌナ、大丈夫だから。ね？泣かないで…」
JK「気がついてあげられなくて、ごめんね」
なんで2人が申し訳なさそうにするの？
そんな必要ない。私が悪いのだ。
JN「Aちゃん、ありがとね。
俺らのこと心配して、言わなかったんだよね」
『でも、ユンギが…』
JN「本心じゃないんだ。だから許してやって？
後で、俺が説教してケツバット喰らわせるから」
ソクジンさんがいつもの調子でおどける。
それでも、私はいつものようには笑えなかった。
NJ「とりあえず、カンさんには連絡しておきました。
これからどうするか、ここに話しにくるみたいです」
『ナムジュン、ごめんなさい本当に…』
NJ「ヌナが無事ならそれでいいよ」
そう言うと、彼は飲み物を私に手渡してくれた。
JN「すぐにはカンさんも来れないだろうし、
Aちゃん、少し横になったら？」
ソクジンさんがそう言った瞬間、
体がふわっと浮いた感覚がした。
TH「ヌナ、僕の部屋で寝なよ」
驚いて身動きが取れなくなっている私。
テヒョンは部屋に入ると、ベッドに私を下した。
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みこち(プロフ) - ぱぴこ(元AUS)さん» コメントありがとうございます！仕事が忙しくなかなか更新ができていませんが、長い目で見守っていていただけると幸いです！ (2021年7月2日 21時) (
レス) id: dae6f90cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(元AUS)(プロフ) - 続きとてもとても楽しみにしています！！！ (2021年7月2日 19時) (レス) id: 246b4ca496 (このIDを非表示/違反報告)
a0906uw(プロフ) - 美海(ﾐｳ)さん» コメントありがとうございます！見入ってしまうなんてとても嬉しいです！これからも頑張りますので、引き続きお楽しみ頂けますと幸いです！ (2021年6月20日 15時) (レス) id: 206d05cf3f (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - すごく見入ってしまうお話で、めちゃめちゃ愛読してます！これからも楽しみにしてるので、頑張ってください！ (2021年6月20日 12時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
a0906uw(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます！初めてコメント頂けて嬉しいです（泣）知識不足で色々と読みにくさもあると思いますが、完結までなんとか頑張ります！ (2021年6月19日 20時) (レス) id: 206d05cf3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち | 作成日時：2021年6月16日 12時
